ビジネスフォンの歴史

皆さんこんにちは このサイトはビジネスフォンの歴史から仕組み、一般電話とどこが違うのかなどを解説しています。
今回は、初めてこのサイトを訪れてくださった皆様のために、ビジネスフォンとは何か?その歴史から説明していけたらと思いますので、お付き合いのほど、何卒よろしくお願いいたします。

ビジネスフォンが誕生する前、一般的には黒電話と呼ばれるダイヤルをぐるぐる回すアナログ電話が主流でした。それがアナログ(ADSLを含む)→デジタル(ISDN)→光回線(IP電話)という進化を遂げています。
アナログ回線しか無かった時代、ビジネスフォンでは、いくつかの電話番号を1つの代表組としてグループを作り、その中の1つの番号を代表番号にしていました。
代表番号に電話をかけると、まずは代表番号が着信、もし代表番号が話し中の場合2番目の番号、2番目の番号が話し中の場合3番目の番号と、順々に流して繋がる番号を探すという方法が主流になっていました。

デジタル(ISDN)回線の時代のビジネスフォンでは、これまでアナログでは1つの回線で1本分の通話しかできなかったのが、1つの回線で2本分の通話ができるようになりました。
これによって、例えば3回線の契約の場合、これまでは3人しか同時に通話できなかったのが、5人+FAX1台など、これまでより多くの本数の利用が可能になり、管理コストが削減できるようになりました。

着信方法も代表組という方法ではなく、ダイヤルインという方法がとられるようになりました。
これは、代表番号を決めて、そこから空いている番号を順々に探すのではなく、グループのいずれかに番号に着信した場合、グループ内の各番号ごとに空きを探していきます。
また主装置に設定をすることによって、どの番号に着信があった場合はどこに流すかなどを決めることもできます。

次はいよいよひかり電話とビジネスフォンですが、ちょっとややこしくなってしまいますので、次の記事にまとめることにします。